日　　時　：　平成２４年２月６日（月）１７：１５～２０：３０

会　　場　：　台東区役所（東京都台東区東上野４－５－６）１０階　１００１号会議室

参加人数　：　台東区職員　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２名

　　　　　　　弁護士（台東区法曹会）　　　　　　　　　　　　　１５名

　　　　　　　司法書士（東京司法書士会台東支部）　　　　　　　　７名

　　　　　　　税理士（東京税理士会上野支部）　　　　　　　　　　４名

　　　　　　　　　　（東京税理士会浅草支部）　　　　　　　　　　２名

　　　　　　　土地家屋調査士（東京土地家屋調査士会台東支部）　１０名

　　　　　　　社会保険労務士（東京社会保険労務士会台東支部）　　２名

　　　　　　　行政書士（東京行政書士会台東支部）　　　　　　　　２名

　　　　　　　建築士（東京建築士事務所協会台東支部）　　　　　　３名

台東区では、このたびの大震災を経験して、非常時における専門職のネットワークづくりの重要性を認識し、地域における専門家チームの形成を図るため、「台東区災害ネットワーク専門職会議」（略称「台東災害ネット」）を立ち上げました。

第１回会議は平成２３年６月２１日、第２回会議は同じく９月２６日に開催され、それぞれ、震災後の各専門職団体の対応や専門的立場から見た被災地における様々な問題等の報告がなされました。また、第２回会議においては、台東災害ネットの立上げ宣言が起草され、台東区民新聞等のメディアにも紹介されております。立上げ宣言文は以下のとおりです。

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【台東災害ネット立上げ宣言文】

私たちは、同じく台東区において専門的立場から意見を提供して区民生活に寄与する専門職の団体です。私たちは、台東区内での共通の社会的役割や責任に基づいて専門的知見を結集する重要性を感じてきましたが、阪神・淡路大震災や東日本大震災を契機に、とりわけ災害非常時における多様な被害や問題について、地域専門家チームが対応すべき必要性を共通に認識しました。そこで、台東区内の各専門士業が互いに連携協力し、有益で多面的な情報を提供できるよう、台東区とも連携してネットワークを形成すべきと考えました。

まずは、東日本大震災に関する被害実態を知るとともに、既に相談等の活動を開始している各専門職の事例報告・問題研修や、台東区の支援活動報告等を通じて経験を共有するために、専門職が連絡会議を積み重ね、相互に情報を交換しあい、災害時の復興支援に向けての研鐕に励むことから始めます。そして、今後は区内の専門職が恒常的に交流連携して区民生活に具体的に貢献しうる機構への発展を目指したいと考えています。

ここに私たちは台東区災害ネットワーク専門職会議の立ち上げを宣言します。

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第３回となる今回の会議では、無料相談の共催等今後の具体的活動を踏まえて、会則案を検討しました。また、税理士会による震災に関連した「震災被害による所得減に対する特例」、「寄付金控除」や「医療費控除」などについての研修もおこなわれました。

次回会議の予定は、平成２４年６月２５日（月）。今後も年２回程度の定例会議が開催される予定です。