お知らせ

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【平成25年2月11日開催】消費者公開セミナー「 詐欺・悪質商法」"なんでだまされちゃうの?"

日  時:平成25年2月11日(月)13:00~16:30

会  場:司法書士会館地下1階「日司連ホール」

参加人数:113名

プログラム:1 落語 演者:古今亭文菊 師

      2 講演 『最近の相談事例と東京都の取り組み』

           東京都消費生活総合センター相談課長 今井 勇蔵 氏

      3 講演 『なぜ悪質商法被害に陥るのか

            ~だます側の手口、だまされる側の心理~』

           立正大学心理学部 対人・社会心理学科

           教授 西田公昭 

      4 公開セミナー終了後、17時まで1階相談ブースにて

消費者問題に関する無料法律相談会(予約制)

 

金屏風と座布団.JPG  看板と金屏風

 

  平成25年2月11日(月)13時より、東京司法書士会主催、消費者庁、東京都、新宿区、独立行政法人国民生活センター、日本司法書士会連合会にご後援いただき、上記消費者公開セミナーが日司連ホールにて開催されました。

 

 当日は司法書士のみならず、一般の方も大勢ご参加いただき、総参加人数は113名にのぼりました。

ご参加いただきましたみなさまには、厚く御礼申し上げます。

 

 さて、今回の消費者公開セミナーは、当会の消費者問題対策委員会の運営のもと、はじめに柏戸茂東京司法書士会会長から挨拶があり、続いて古今亭文菊師匠による本セミナーのテーマ「なんでだまされちゃうの?」にちなんだ古典落語『居残り佐平次』を演じていただきました。

 

高座の様子.JPG素晴らしかった古今亭文菊師匠の高座の様子

 

 次に講演1として、東京都消費生活総合センター相談課長 今井勇蔵氏より『最近の相談事例と東京都の取り組み』と題したご講演をいただきました。

 

 内容は、東京都及び区市町村の消費生活センターに寄せられる相談全体の概要や最新の消費者被害情報の解説とともに被害の回復よりも消費者教育の充実を図ることや周囲の見守りの重要性を話されており、やはり『ひとりひとりの消費者問題への意識を高めることが、消費者被害をなくす近道である』と再認識させられました。

 

相談事例の解説.JPG最近の相談事例の解説をされている東京都消費生活総合センター

相談課長 今井勇蔵 氏

 

 講演2では、詐欺・悪質商法の心理学研究の第一人者でいらっしゃる立正大学心理学部対人・社会心理学科教授 西田公昭氏により、『なぜ悪質商法被害に陥るのか~だます側の手口、だまされる側の心理~』と題するご講演をいただきました。

 

 心理学の観点から、『なぜ人はだまされるのか』を分かりやすく解説していただき、詐欺や悪質商法を知ることよりも「だまされないための心理強化の訓練を日常からおこなうべきである」と話されており、とても勉強になる講演でした。

 

 最後に、東京司法書士会理事長谷川映市企画部次長より閉会の挨拶があり、盛況のうちに閉会となりました。

 

 

心理学.JPG心理学の観点から楽しく分かりやすい講演をされている立正大学心理学部

対人・社会心理学科教授 西田公昭 氏

 

 なお、セミナー閉会後、予約制による消費者問題に関する無料法律相談会を1階相談ブースにて実施しました。短い時間にもかかわらず相談ブースが満室になるほどでした。

 

 


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