日　時：平成２５年１１月１１日（月）午前１１時～午後５時

会　場：新宿駅西口広場イベントコーナー

当日の様子：

このイベントは、東京都が国や民間団体等とともに設置する「東京都多重債務問題対策協議会」が多重債務問題の解決やヤミ金融被害の防止の取り組みの一環として行っているものです。

特に、資金需要が高まる年末を控えた１１月を「ヤミ金融被害防止強化月間」と定め、関係団体、一都三県が連携した合同キャンペーンの実施、啓発ポスターの掲示、特別相談窓口の開設等、ヤミ金融被害防止に集中的に取り組んでいます。

東京司法書士会も特設相談ブースでの無料法律相談、展示コーナーでの東京司法書士会の広報誌ファーロやパンフレット等の啓発資料の配布という形で参加をして参りました。

ヤミ金融の手口や被害に遭わないための知識を学ぶための、マスコットキャラクター参加のクイズコーナなど、来場者に関心をもってもらう工夫に力を入れていることが印象的でした。

ヤミ金融被害は一時の増加傾向は収まったものの依然横ばい状態が継続しており、一部の業者はヤミ金融から振り込め詐欺にシフトしているとも言われ、まだまだ被害は収まらない状況と言えます。また最近では、質屋だけに許された高金利に目をつけた業者が質屋を装って超高金利で金銭を貸し付ける「偽装質屋」など、新手の手口による被害も発生していることから、被害を未然に防止するためには、今回のようなイベントをはじめ、さまざまな啓発活動を継続実施する必要がありそうです。