【平成25年11月29日開催】災害復興まちづくり支援機構の記念講演
テーマ:東日本大震災からの復興・新地町からの報告
日 時:平成25年11月29日(金)午後3時~午後5時
会 場:弁護士会館5階508号会議室(千代田区霞が関1丁目1−3)
講 師:新地町復興推進課長 鴇田 芳文氏
新地町住民(仮設住宅在住) 村上 三保子氏
内 容:
<第1部 講演>
現在、他の地域に比べて最も復興が順調に進んでいるといわれている福島県新地町の復興への歩みと現況について、復興推進課長の鴇田様から報告がありました。
福島県新地町の被災直後の混乱の中、職員を鼓舞しながら対応に当たったこと、また、集団移転においては住民との対話を徹底的に行い、迅速かつきめ細かな対応で復興を進めていることに感銘を受けました。
<第2部 語り部>
震災前は新地町の旅館の女将さんだった村上美保子さんから、その被災体験とともに、震災紙芝居の「命の次に大事なもの」を語っていただきました。(紙芝居はDVDでの放映)
大津波から避難した際の実体験を語った後、家族や町の大切さを語りました。紙芝居は限りなくドキュメンタリーに近いフィクションですが、地元の方言を使って迫力のある語りでした。
<第3部 ミニ討論会>
震災直後から新地町復興へのコンサル業務を続けてきている株式会社地域連合の江田氏と参加者との討論会では、多くの参加者から質問が出され、活発な議論が繰り広げられました。
災害復興まちづくり支援機構の山口代表からの開会挨拶
第1部の講演 新地町復興推進課長 鴇田 芳文氏
第2部で熱く語ってくださった語り部の村上 三保子氏
懇親会で講師(前列右から3名)と当会会員で記念撮影