【平成26年2月2日(日)開催】消費者公開セミナー 『詐欺・悪質商法〜なんでだまされちゃうの?〜』を開催しました!
イベント名:消費者公開セミナー『詐欺・悪質商法〜なんでだまされちゃうの?〜』
日 時:平成26年2月2日(日)13:30~17:00
会 場:司法書士会館地下1階「日司連ホール」
参加人数:87名
当日の様子:
東京司法書士会が例年開催している標記セミナーが本年も開催されました。
本セミナーは三部構成となっていました。
司会 樋口 消費者問題対策
委員
開会挨拶 清家会長
第1部 落 語
まず、第1部では、若手実力派である 三遊亭愛楽 師匠により落語を演じていただきました。
本セミナーのテーマ「なんでだまされちゃうの?」にちなんだ巷で見受けられる面白おかしい人間模様、人の心理をついた家族模様などが表現され、会場は笑いに包まれました。
第2部 講 演
続いて、第2部では、東京都消費生活総合センターの相談課長である 阿部耕治 様より『最近の相談事例と東京都の取り組み』と題したご講演をいただきました。
東京都及び区市町村の消費生活センターに寄せられる相談として、ご高齢の方の相談が依然として高い割合を占めていること、ご高齢の方の被害額は高額となっていること、若年層には副業・投資など金儲けをうたった手口が多いことなどが紹介され、最新の詐欺の手口の紹介や東京都が設けている被害救済委員会についての説明もなされました。
第3部 講 演
第3部では、詐欺・悪質商法の心理学研究の第一人者であり、テレビなどでもご活躍の立正大学心理学部 対人・社会心理学科教授 西田公昭 先生により、『なぜ悪質商法被害に陥るのか~巧妙化する詐欺の手口~』と題するご講演をいただきました。
心理学の観点から『なぜ人はだまされるのか』と考えると実は誰もがだまされる可能性を強く持っているのであり、詐欺や悪質商法の手口が変わっていったとしても「だまされないための心理強化の訓練を日常からおこなう」ことの大切さなどを、楽しく分かりやすく解説していただきました。
総 括
最後に、本セミナーを企画した東京司法書士会 消費者問題対策委員会の六倉有二委員長より、ご講演の総括、東京司法書士会に寄せられる消費者問題の相談事例、法律相談や学校での消費者教育など東京司法書士会の消費者問題に対する取組みの紹介がなされました。
六倉 消費者問題対策 委員長
閉会挨拶 肥口副会長
東京司法書士会では、今後もこうした企画などを通じて、消費者被害の予防と啓発に努め、消費者問題への取り組みを続けてまいります。