お知らせ

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東日本大震災困りごとなんでも相談(無料)

とうほくふるさと情報  H26年10月版①
 
~東京司法書士会でピックアップした東北関連の情報をお届けします~
 
詳しくはこちらをご参照ください。141010震災相談チラシ(東京司法書士会).pdf
 
原発ADR和解仲介事例etc.
東京電力に対する直接請求が困難なケースでも、原発ADRにおいて請求が認めら
れるケースもあります。例えば以下のような和解仲介事例が、発表されています。
 
1. 高校卒業までの継続避難が認められ、避難慰謝料が賠償された事例。
旧緊急時避難準備区域(南相馬市原町区)から避難した申立人らについて、子が
避難先で高校に入学したことから、子が高校を卒業するまで子及び母親に避難継
続の必要性を認め、平成26年3月までの避難慰謝料が賠償された。(平成26
年1 月15日成立事例より)
 
2.帰還の際に支出した家財買替費用、家屋補修・清掃費用及び除染費用が賠償
された事例。
旧緊急時避難準備区域(広野町)から避難し、平成25年8月に帰還した申立人
につき、長期間の不在により、家財等にカビが発生するなどしていたため、帰還
の際に支出した家財買替費用、家屋補修・清掃費用及び除染費用が賠償された。
(平成26年2月17日成立事例より)
 
3.自主的避難等対象区域間の避難が認められ、避難費用等が賠償された事例。
自主的避難等対象区域(郡山市)に居住していた申立人らについて、自宅付近に
比べて放射線量が著しく低い同一市内の地域への転居を避難と認めて、避難費用
等が賠償された。(平成26年1 月17日成立事例より)

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