消費者問題シンポジウム　「詐欺・悪質商法＆ネットトラブル～なんで騙されちゃうの？～」　　

趣　　旨：

東京司法書士会は、例年、広く一般市民の方を対象とした『消費者シンポジウム』や『公開セミナー』を開催して、消費者被害の未然防止・拡大防止を図り消費者問題について考える場を設けてきました。現在、詐欺・悪質商法による被害防止、被害救済の観点から、関係各所による様々な取組がなされています。

当会においても、総合相談センターに消費者問題専門相談員を配置し、消費者被害救済にあたるとともに、都内の学校（大学、専門学校、高校等）で法律教室を開催し、消費者被害に陥らないための啓蒙活動に取り組んでまいりました。

それでも詐欺・悪質商法の被害は一向に減少することなく、その時々に形態を変えながら新たな被害が発生し続けています。

また、近年スマートフォン等モバイル情報端末の普及により、いつでもどこでもネットにつながることが可能になり、本来は慎重な対応が求められる契約であるにもかかわらず、非対面性も相まって簡単な操作で契約が成立するため、ネットを利用したトラブルが急増しています。

そこで、本年度は基調講演及びパネルディスカッションの形式により、最近、増加傾向にあるネットトラブルについても取り上げながら、詐欺・悪質商法等の被害撲滅のため、また司法書士の消費者問題への取組強化と市民への啓発の機会として、本シンポジウムを開催いたします。

日　　時：平成２７年１１月２９日（日）１３：３０～１６：３０

         　   （開場・受付開始１３：００）

場　　所：明治大学中野キャンパス　３１１教室（東京都中野区中野４－２１－１）　

主　　催：東京司法書士会

後援予定：消費者庁、東京都、中野区、独立行政法人国民生活センター、日本司法書士会連合会

入 場 料：無料

申込方法：参加申込み不要

プログラム：

第１部　講演「心理学の視点から見た詐欺・悪質商法＆ネットトラブル」

　　  　  講師　立正大学心理学部　対人・社会心理学科教授　西田　公昭氏

第２部　パネルディスカッション

　　　「詐欺・悪質商法&ネットトラブルに遭わないために必要なこと及びその対処法」

　　  　パネリスト：立正大学心理学部　対人・社会心理学科教授　西田　公昭氏

　　　　　　　　　  東京都消費生活総合センター　相談課長　阿部　耕治氏

　　　　　　　　　  ヤフー株式会社　コーポレート政策企画本部

　　　　　　　　　  ネットセーフティ企画部  部長　吉田　奨氏

 　　　　　　　　　 六倉　有二 会員（当会消費者問題対策委員会委員長）　　

　　　  コーディネーター：大冨　直輝　会員（当会消費者問題対策委員会委員）　　　　　

問合せ先：東京司法書士会　事務局事業・研修課      ＴＥＬ　０３－３３５３－９１９１

詳しくはこちらをご参照ください。詐欺・悪質商法＆ネットトラブルシンポジウムちらし.pdf