【平成28年1月11日開催】自死問題シンポジウム「むきあう・ささえる・つながる~セクシュアル・マイノリティの直面する困難から個人の尊厳を考える~」
東京司法書士会 自死問題シンポジウム
「むきあう・ささえる・つながる~セクシュアル・マイノリティの直面する困難から個人の尊厳を考える~」
1 主 催 東京司法書士会
2 日 時 平成28年1月11日(月曜日・祝日)
13時30分~16時50分(開場・受付開始13時00分)
3 場 所 明治大学中野キャンパス5Fホール
(東京都中野区中野4-21-1、JR中央線・総武線、東京メトロ東西線
中野駅北口徒歩約8分)
4 テーマ 「むきあう・ささえる・つながる~セクシュアル・マイノリティの直面する困難から個人の尊厳を考える~」
5 対 象 どなたでも参加可(手話通訳あり)
6 参加費 無料
7 開催趣旨
近時セクシュアル・マイノリティを巡る状況が大きく変化したのに伴い、報道などもしばしばされるようになりました。
しかしながら、未だに、現代日本社会の中においては、セクシュアル・マイノリティという一つの特徴のみが捉えられ、偏見にさらされ、生活の場面において、ただ普通に暮らすことにも困難に直面している方が大勢います。また、そういった方々の自殺念慮の割合が高いことが指摘されています。それぞれの人が、自分らしさを全うしながら生きること、他者が自分と異なる存在であることを受容し、それを尊重しながら生きる社会を目指すには、未だ多くのハードルがあります。
我々司法書士は、マイノリティであるが故に、様々な法的権利の制約を受けざるを得ない、権利主張すらすることが困難である方たちに対して法的な支援を行う役割があるはずです。そのためには、セクシュアル・マイノリティの方々の置かれた現実をまずはきちんと認識することが必要です。また、きちんとした認識をもたなければ、我々自身が権利の救済を求めてきたマイノリティの方に二次被害を与える加害者になる危険もあります。
市民の方にとっても、セクシュアル・マイノリティの方々がどのような困難に直面しているのかを知ることは、多様性のある社会を実現する上で、大きな意義があると考えます。
そこで、我々司法書士やその他の市民が、どのような役割を果たすことができるのかを考える端緒とするために本シンポジウムを開催します。
8 共 催 東京都
9 後 援 日本司法支援センター東京地方事務所(法テラス)、中野区
特定非営利活動法人共生社会をつくるセクシュアル・マイノリティ支援全国ネットワーク
一般社団法人東京臨床心理士会、一般社団法人東京精神保健福祉士協会
東京都民生児童委員連合会、全国自死遺族連絡会
日本司法書士会連合会 (以上予定)
10 プログラム
第1部 基調講演 「同性愛者であるということ」
講師 尾辻 かな子 氏
(一般社団法人LGBT政策情報センター代表理事、前参議院議員)
第2部 パネルディスカッション
「セクシュアル・マイノリティの直面する困難から個人の尊厳を考える」
パネリスト
尾辻 かな子 氏
森 あい 氏(弁護士、同性婚人権救済弁護団員)
原 ミナ汰 氏(特定非営利活動法人共生社会をつくるセクシュアル・マイノリティ
支援全国ネットワーク代表理事、LGBT法連合会共同代表、
翻訳・通訳、よりそいホットラインセクシュアルマイノリティ
専門ライン統括コーディネーター)
遠藤 まめた 氏(やっぱ愛ダホ!idaho-net代表)
コーディネーター
中村 貴寿
(司法書士、東京司法書士会自死問題対策委員会委員)
詳細はこちらをご覧ください→151204_チラシ.pdf