【平成28年12月17日開催】自死問題シンポジウム「むきあう・ささえる・つながる~若者の生きづらさを考える~」
日 時: 平成28年12月17日(土)13時00分~16時50分
会 場: 司法書士会館地下1階「日司連ホール」
参加人数: 約40名
【当日の様子】
自死予防対策活動の一環として、本年2回目となる自死問題シンポジウムを4部構成で開催しました。
今回は、未来に多くの可能性を持つ「若者」の自殺に焦点をあて、自殺の動機の一つとして挙げられる「生きづらさ」、そして、「生きづらさ」を構成する要素の一つと考えられ、人口の約5%の方々が直面している「セクシュアル・マイノリティ」の問題を中心に3名の専門家から下記のとおりの講演を賜りました。
第1部 「若者たちの生きづらさ~セクシュアル・マイノリティを中心に~」
講師 佐々木 掌子 氏(立教女学院短期大学 専任講師 臨床心理士)
第2部 「セクシュアル・マイノリティの若者支援の現状報告」
講師 星野 慎二 氏(特定非営利活動法人SHIP 代表)
第3部 「裁判例等を通して見る若者の自殺と司法の役割」
講師 山下 敏雅 氏(永野・山下法律事務所 弁護士)
最後となる第4部では、第1部から第3部で講師を務めた3名の専門家をパネリストとし、当会自死問題対策委員会委員である中村貴寿会員をコーディネーターとして、パネルディスカッションを行い、それぞれの立場から多様かつ貴重なご意見を拝聴することができました。
【東京司法書士会 清家亮三会長の開会挨拶】