趣　　旨：東京司法書士会は、例年、広く一般市民の方を対象とした『公開セミナー』や

　　　　　『シンポジウム』を開催して、様々な法的問題について考える場を設けて参りました。

　　　　　平成１８年に信託法の大改正が行われ、商事信託の多様なニーズに対応することができる

　　　　　ようになった一方で、民事信託についても、特に超高齢社会での財産管理の一手法とし

　　　　　て、また、福祉制度を補完する機能としての家族信託などが期待されてきました。

　　　　　最近は民事信託に関する多くの雑誌や書籍も発刊されて、多くのメディアで民事信託に関

　　　　　する様々な研究や工夫が紹介されるようになり、一般市民の認知も広がりをみせている状

　　　　　況が伺われます。

　　　　　しかし、複雑なゆえに制度理解が不十分なまま利用してしまうといったリスクも考えら

　　　　　れ、現状について懸念する声も聞こえてきます。

　　　　　今般、東京司法書士会では民事信託の有用性を認識しつつ、一般市民が安心して利用でき

　　　　　る民事信託制度とは何かを考え、関係各所における民事信託の現状や課題を共有すること

　　　　　で今後の民事信託を考えるきっかけとして本シンポジウムを企画・開催いたします。

　

日　　程：平成３１年１月２８日（月）１８時００分～２０時４５分

　　　　　（開場・受付開始は１７時３０分）

場　　所：司法書士会館地下１階　日司連ホール：東京都新宿区四谷本塩町４番３７号

主　　催：東京司法書士会

後　　援：日本司法書士会連合会

入場料　：無料

募集定員：１８０名　　

　　　　　※ 会場の都合上、先着順で締切とさせていただきます。

　　　　　※ 定員を超えて申込みがあった場合にはご連絡いたします。

申込方法：別添平成３０年度民事信託シンポジウムチラシ.pdfに記載の申込書に必要事項を

　　　　　ご記入の上、ＦＡＸにてお申込みください。

申込締切：平成３１年１月２１日（月）

プログラム：第１部　報告「専門家から見た民事信託の現状と課題」（各１５分予定）

　　　　　　報告者　伊庭　潔　氏　（東京弁護士会　弁護士）　

　　　　　　　　　　大畑　智宏　氏（東京税理士会　税理士）

　　　　　　　　　　八谷　博喜　氏（三井住友信託銀行　成年後見・民事信託分野専門部長）

　　　　　　　　　　宮本　敏行　会員（当会民事信託業務検討委員会委員）

　　　　　　第２部　パネルディスカッション「これからの民事信託～現状の実務と課題～」

　　　　　　パネリスト　第１部報告者

　　　　　　コーディネーター　奥西　史郎　会員（当会民事信託業務検討委員会委員長）

問合せ先：東京司法書士会　事務局事業・研修課　ＴＥＬ０３－３３５３－９１９１

　

詳しくはこちらをご参照ください。平成３０年度民事信託シンポジウムチラシ.pdf