開催日時　令和２年１０月８日（木）　　１３：３０～１５：２０　　

開催場所　私立　大成高等学校（三鷹市）
対　　象　　３年生　３５名
主　　管　　法教育委員会

【当日の様子】
　コロナウィルス感染症の影響で法律教室の開催を見送らざるを得ない学校が多い中、今年も５回目となる法律教室を開催することができました。

　前半は、クイズを交えながらの契約についての基礎知識、SNS・インターネットのルールについて講義を行い、また、講師自身のある日の一日を例にした司法書士の仕事内容のについての紹介を行いました。実例を挙げた説明に、ＳＮＳを注意して使用したいという感想をいただきました。

　後半は、アルバイト先でのトラブルについて、自分がそのトラブルに遭遇したと仮定して、どのように対処するか、グループで話合いをしてもらいました。通常の授業で労働問題を学んだとのことで、その基礎知識を活かしてどのグループも活発に意見交換していました。中には、トラブルの解決方法まで検討し発表したグループもありました。

　グループの意見発表を受けて、実社会での労働問題を法律の仕組みと絡めて解説しました。進学後にアルバイトをした際の参考になったので、この時期に説明を聞くことができて良かったとの感想をいただきした。

　最後に、今年ならではの重要事項として、コロナ禍に端を発した偏見、誹謗中傷等の人権侵害について注意喚起の意味をこめてお話をしました。

　東京司法書士会では、社会活動の一環として、東京都内の高校生等を対象にした法律教室を一年を通して無料で開催しております。
　詳しくは、こちらをご覧ください。

　【高校生等に向けての法律教室】
　　⇒http://www.tokyokai.jp/public/legal_class.html