【平成30年9月30日(日)開催】消費者問題シンポジウム「若者の消費者トラブル~社会に潜む落とし穴から身を守るために~」
趣 旨:東京司法書士会は、例年、広く一般市民の方を対象とした「公開セミナー」や「シンポジ
ウム」を開催して、消費者被害の未然防止・拡大防止を図り消費者問題について考える場
を設けてきました。
本年6月13日、成人年齢を20歳から18歳に引き下げる改正民法が成立し、2022
年4月1日に施行されます。そして、成人した若者の消費者トラブルに注目すると消費生
活相談件数は未成年者と比べて格段に多くなっており、また、その契約金額も高額になる
傾向があります。そのため、民法の成人年齢引き下げによる消費者被害拡大を防止すべく
対策を講じる必要があります。
当会としては、司法書士が若者の消費者トラブルの防止・解決についても国民からの期待
に応える責務があるものと考え、また、当会に寄せられる相談にも消費者問題に関する相
談が少なくない現状から、本シンポジウムを開催する次第です。
そこで、今年度は、テーマを「若者の消費者トラブル~社会に潜む落とし穴から身を守る
ために~」と題して、基調講演・講演・パネルディスカッションの3部立てにより、若者
の消費者問題の傾向と対策を学び、ひいては若者の消費者被害の拡大防止・解決のため、
また司法書士の消費者問題解決への取組強化のため、消費者問題シンポジウムを開催いた
します。
日 時:平成30年9月30日(日) 13時30分~17時00分
(開場・受付開始は13時00分)
場 所:東京経済大学 国分寺キャンパス 5号館 E306教室
(東京都国分寺市南町1-7-34)
主 催:東京司法書士会
後 援:消費者庁、東京都、国分寺市、東京経済大学、独立行政法人国民生活センター、
日本司法書士会連合会、東京経済大学
入 場 料 :無料
申込方法:参加申込不要 ※どなたでも参加可(手話通訳あり)
プログラム:第1部 基調講演「法改正と若者の消費者トラブル」
講師 村 千鶴子 氏(弁護士・東京経済大学現代法学部教授 等)
第2部 講演「心理学の視点から見た若者の消費者トラブル」
講師 西田 公昭 氏(立正大学心理学部 対人・社会心理学科教授 等)
第3部 パネルディスカッション
「若者の消費者トラブルの傾向と対策~改正消費者法と心理学の視点を踏まえ
て~」
パネリスト:村 千鶴子 氏
西田 公昭 氏
荒木 みゆき 氏(東京都消費生活主任相談員)
コーディネーター:髙田 啓 会員(当会消費者問題対策委員会委員長)
問合せ先:東京司法書士会 事務局事業・研修課 TEL03-3353-9191
詳しくはこちらをご参照ください。平成30年度消費者問題シンポジウムチラシ.pdf