しほたんと学ぶ法律教室

しほたんと学ぶ法律教室既に判断能力が不十分なときはどうしたらいいの?

成年後見のこと

既に判断能力が不十分なときはどうしたらいいの?
「法定後見制度」が利用できます。 判断能力が低下した場合、判断能力が低下した方(以下「本人」と呼びます)や本人の家族が家庭裁判所で申立をすると、家庭裁判所が選任した後見人が支援を開始します。後見人は本人の意思を尊重し、福祉や生活に配慮しながら本人に代わって契約をしたり、本人のした契約を取消したりします。

法定後見制度手続きの流れ

1.家庭裁判所へ申立て

2.家庭裁判所による調査

(3. 精神鑑定)
※必ず行なわれるわけではありません

4. 審判

5.審判の告知と通知

6.法定後見開始
しほたんのワンポイントアドバイス!
制度を利用するのには、一定の要件を満たす必要があったり、医師の鑑定が必要になる場合もあります。